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interview


人々の温かい姿を撮り続けるハービー山口さん。
今海外から逆輸入で日本にやってくるクリエイターの方は多くなっ
てきましたが、ある意味ではハービーさんは第一人者です。
その辺の海外事情も含めたお話を伺ってきました。



 
◇写真を始めたきっかけは何ですか?


もともと音楽をやりたかったんです、ロックではなくブラスバンドを。

フルートを始めたんですが才能のないことに気づいてしまって。

それで中学2年生のときに写真部に入ったんです。

何を撮るかというテーマが大事だったんですが、

その頃僕は病気がちで友達になってくれないとか人のエゴというもの

を肌で感じてしまっていたんですね。

だから人の心を音楽なり写真なりで人の心を清く、温かくできたら

人と対等に生きていけるチャンスがあるんじゃないかと思ったんです。

それからイギリスに行くまでに9年間あるんですが、

1970年の1月25日、僕が二十歳のときに

バレーボールの女の子の優しい瞳、美しい瞳に出会いました。

僕はこれを一生撮っていこうという瞳に。

それは本当に偶然でした。





◇ 海外に行く際にイギリスを選んだのはなぜですか?


僕は音楽が好きで、特にピンクフロイドやキングクリムゾンなどの

プログレッシブロックが好きだったんですね。

それに英語圏に行きたかったんです。

そうなるとオーストラリアかアメリカ、イギリスに限られて。

その中でイギリスは伝統の中にもそういった伝統に反逆した ミュージシャンがいたりして。

ゆったりとした中に前衛的なものが出てくる。

そんなところに惹かれたのかもしれません。

他の国に行っていたらこんなに長くいられなかったと思います。





◇イギリスに行く際に最初から写真家になろうと思っていったのですか?


100%そう思っていました。

本門寺公園で公園でバレーの子の瞳に出会ってからずっと。

でも親には英会話の勉強に行くっていってましたけど。

実際の生活は限られたお金しかなかったですから、

ビザも6ヶ月しか発行されませんでしたし、一応英会話の

学校のお金も出さなければいけないですし。

パブなんか行ったときでも友達はビールを注文しても

僕は水を頼んでましたね。

ストーブももったいなくて毛布をいっぱいくるんでました。

でもつらいとか思ったことはなかったですね、とにかく楽しかった。





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